Length | 48.0mm |
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Weight | 4.7g |
Type | Floating |
Hook Size | #10 |
Color | 24 |
Price | 1,760円(税込) |
発売年月 | 2002年8月 |
サスペンドのメリットはステイと飛距離。逆に、フローティングはこの2つ以外の性能で全てサスペンドを上回る。それはダンクに限らず、あらゆるプラグに言えること。確かに飛距離はとても重要で、釣果にも比例する。しかし、そもそもダンクがそうであるように、設計次第で同クラスのサスペンドシャッドにフローティングで勝つことも可能なのだ。加えてフローティングならではの“浮かせ”のテクニックを駆使すれば、まったく別物のルアーと言えるほど、異なるアプローチを展開できる。もともとダンクSPは、ズバ抜けた飛距離とスナッグレス性能を武器に、カバーを恐れぬアプローチができる、個性の強い超攻撃的スモールシャッド。そのフローティング化は、スモールシャッドとしてアベレージ以上の飛距離を維持しつつ、スナッグレス性能をさらに高めることに成功した。また、ピッチのスピードは物理的にフローティングの方が上回りアピール力は抜群。リトリーブ中に“浮かせ”の動作を入れることにより、サスペンドバスまでも手中に収めることができる。さらにサスペンド以上にワンキャストに時間をかけられるのも特徴。それは低水温期のスローなバスに対して効果的で、状況に応じて20~30cm泳がせては2~3秒浮かせる “浮かせ釣り”を駆使すれば、動きながら長時間ルアーを見せられることで、ルアーを追いきれなかったバスをバイトさせることができる。“浮かせ釣り”は、泳ぎ出しが速く、短い距離でも尻振り回数の多いダンクだからこそできるテクニックでもある。この、サスペンドバスが多く現れやすい条件は、低水温期に表面水温がボトムより暖かい時や、アフタースポーン、表層にシェードとなるストラクチャーがある時など。そんな時は、狙うレンジのちょっとした違いで、釣果に大差がつくことが多い。ダンクFは、サスペンドモデルや普通のシャッドでは手の届かないバスをバイトに持ち込むonly one Baitである。