極太リビングスカートボリューム感と弾力性に優れ、全身で躍動的なアクションを生み出す極太リビングラバーが、まるで1本1本に生命が宿り、しなやかなアクションが魅力。スカートのタイイングも量が多いとスカート同士が干渉してアクションを殺してしまう。そこで、適度なボリューム感と理想のスイミングアクションの両立を可能にするために、アッパースカートのみタイイング。

BEATクラッカーバズベイトの「音量」を追求した結果、たどり着いたのが「素材」という原点。既存のクラッカーは、大半がアルミ合金素材であった。アルミ合金は質量が軽く、プロップとの衝撃で発生させる「音量」という点において、全く満足いくものではなかった。クラッカーの衝撃音を最大限に活かすために吟味した結果、真鍮という素材にたどり着いた。この真鍮素材は、アルミ合金に比べ硬度があり、プロップへヒットした時に強い衝撃で大きな音を生み出す。一般的には楽器や熊除けの鈴などに使われていて「音量」を出すことに優れている素材と言える。他のクラッカーバズにはない衝撃音と存在感。未知の領域を実現させたのがこのBEATクラッカーである。

後方重心ウェイトヘッドとワームキーパー部の間にウェイトを置き、後方重心化に仕上げた。安定した飛行姿勢とキャスタビリティーにおいて、ヘッドヒッタータイプを上回ることに成功。

サーフィンヘッドII扁平な幅広型で、シャッドをイミテートしたフォルムに仕上げた。ハル(船底)に似た形状を採用することで、浮き上がり性能向上に貢献し、浮いているストラクチャーもストレスなく躱すことを可能にしバズベイトの基本性能を高次元で実現。

プロップクラッカーの重量比較では、アルミクラッカーは約0.6gに対しBEATクラッカーは約1.4gと、意図的に重いパーツを使用している。質量のあるBEATクラッカーとの強い当たりを出すために大型サイズのプロップを採用。加えて大きなスプラッシュ、高い浮き上がり性能を発揮する。BEATクラッカーのメリットを最大限に発揮させるべく相乗効果に欠かせないサイズのプロップである。