一年でもっとも釣れる時期に突入です!ここ最近好調なのがドライブシャッド、そしてアイ・ウェーバーSSS!
こんにちは、川村です。梅雨入りしましたね。
レインウエアは必須ですが、一年でもっとも釣れる時期に突入です!
様々なルアーが有効になる時期ですが、なかでもここのところドライブシャッドが各地でよく釣れているようで、個人的にも最近の取材ではドライブシャッドが活躍してくれています。
地球丸『バステク』ロケでは、霞水系にて41~47cmを4連発や、北浦でロケを行った『ルアーマガジン』ロケでもサイトでビッグサイズを仕留めたりと、完全にドラシャの旬に入っています。
(写真:バステクロケにて、取材完了後にドライブシャッド4.5で45UP追加!)
そんなドライブシャッドの使い方で、もっとも釣っているのは、ノーシンカーリグで表層直下をただ巻き。
僕の場合、キャストしたらラインを極力水面に落とさないよう、着水直後からロッドを高めの位置に構えた状態で巻き始めます。
この際、ロッドを極端に上へ向けてしまうと、フッキングパワーが不十分になりやすいので、ロッドポジションは水平くらいから時計の10時の位置くらいまでにとどめるようにしています。
さらにロングキャストの必要がなければショート~ミドルキャストにすることで、ロッドポジションの調整にてラインを水面上に出しやすくなりますし、水面直下をキープしてのスイミングもコントロールしやすくなります。
とくにサイトフィッシングにおいては、ルアーより先にラインが通過するだけでもバスが逃げてしまうことがあるので、バスの目線より上にドライブシャッドを泳がせ、さらに上にラインがある・・・すなわち、バスにラインを見せずに引くことは釣果に直結します。
そして巻くスピードは、基本的には一定。
「ちょっと狙いより沈んじゃったな」というときに、浮かせる意味で早く巻くことはしますが、食わせるときには変にスピード変化をつけるよりも、不自然な動きを加えないよう、一定のリトリーブスピードで泳がせたほうが断然食います。
で、さらに突っ込むと、個人的に好きな引き方が、水面直下をヨタヨタと泳がせつつも、ちょっとだけ水面に三角波が立つ状態をキープして泳がせてくる方法です。
ドライブシャッドは間違いなくバスの目線より上を泳いでいることになりますし、ナチュラルな引き波も生命感を際立ててくれます。
とは言っても、水面まで出にくいと感じれば沈めて泳がせますが。
ボディサイズは4.5インチの出番がもっとも多いですが、サイトで4.5だと食わせきれない場合には3.5インチにするとバックリ食ってくれることも多いです。
先日リリースとなった6インチは、デカバス狙いに是非!
ドライブシャッドのノーシンカーでベストなアクションを出すためにも、そしてフッキングにおいても合わせるフックサイズは肝心で、パッケージに記載されている推奨フックサイズでお使いいただきたいところ。
ちなみに3.5インチは1/0、4.5インチは5/0、6インチは6/0~7/0です。
僕はFINAのT.N.S.オフセットを使用しており、ラインアイをワーム内部に埋める深刺しのほうが後方重心になることでフォールアクションが安定するうえ、ブラシガードをラインアイに通すことで、フックのズレも防止しています。
(注:はみ出たブラシガードはカットして使用してください。)
注意点として、ドライブシャッドのノーシンカーに関しては、ズレ防止のコイルが付いたフックはNG。
コイルの重さが加わることで、ノーシンカーフォールにおいて、頭を真下に向けて回転しながら落ちてしまいます。
微妙なバランスのうえで生まれる自発的アクションなので、重心バランスが崩れてしまうとダメなのです。
ドライブシャッドの使用法をマスターする、もしくは深めるのであれば、浦川師範代の映像は必見です。
オールマイティに凄腕ですが、スイムベイトに関しては特にウルトラマスターですので。
本来マッディでは出番のないルアーでしたが、サイトフィッシングに限っては、他のルアーには反応してくれないバスがアイウェーバーには食ってくることを見つけ、持ち駒として加わりました。
フッキングは、サイトフィッシングなのでバスがルアーをくわえたのを見てアワセますが、アイウェーバーはボディが横向きなので、ナチュラルカラーでもボディ側面がよく見えます。
他にもバズベイトの02ビートや、ベイトフィネスでカバーを果敢に攻め込めるオリカネ虫ダディ、相変わらずよく釣れるドライブスティックのノーシンカーなど、初夏~夏にピークを迎えるルアーは沢山ありますが、冒頭でふれたように゛釣れる時期゛ですから、梅雨や暑さに負けずにフィールドに足を運んでいただければと思います。