秋の山中湖で有効なブリッツマックスDRとEX-DRを使ったクランキングパターン
皆さんこんにちは、山中湖の川上です。暑かった夏も終わり、ひと雨毎に気温も下がり、すっかり秋めいて来ました。
私の通う山中湖では朝の気温も10℃代前半と寒いぐらいの気温です。
山中湖に限らず山上湖は平地とは気温差も大きいので、釣行の際はしっかり防寒対策を準備したいところです。
さて本題ですが・・・山中湖では気温の低下と共に、夏場は27℃まであった表水温が一気に20℃近くまで下がり、この時期特有のターンオーバーが始まりました。
その為水質が悪化し、タダでさえ厳しい山中湖ですが、バス活性は下がり反応は悪くなる一方です。
バスのポジションは、本格的な秋を間近にシャローからディープレンジの様々な場所に散っている様子です。
しかしどのレンジもキーとなるのが、ターンオーバーの影響が少ない場所で、つまり水通しや風のあたり具合で、湖流があり水質が良い場所で比較的良い反応が得られる様になります。
エサとなるベイトフィッシュも水質にリンクしており、この時期は水質の良く、ベイトフッシュが居るエリアを見つけることがバスに近づく一つの近道となります。
今回はそんな状況の中で有効な、ブリッツマックスDRとEX-DRを使った、秋のクランクパターンをご紹介したいと思います。
このルアー達が活躍する時期としては、まさにこれからの時期で、ベイトフィッシュ(ワカサギ)が沖で群れを成し中層でマックスいわゆる"ベイトボール"を形成します、するとバスも中層に浮き、そのベイトボールを捕食する様になります。
こうなるとディープクランクの出番になります。狙うポイントとしては、ベイトボールが多く存在する場所となりますが経験上、ベイトフィッシュも水通しが良く、水質が良い場所に集中しますので、地形や風向きを読みながら魚探でベイトフィッシュを確認していきます。
※夏のトーナメントではEX-DRが活躍してくれました。
ベイトフィッシュが確認出来れば、その群れに対しタイトにルアーを打ち込んでいきます。
ベイトフィッシュに加え、バスの付場となるウィードや地形変化があればバスが居る確率も上がりますので、その周辺をトレースする様にします。
山中湖で言えば水中島(沖のハンプ地形)や岬形状の張り出し等が代表されるポイントとなります。
キモとしてはベイトとバスの居るレンジを外さないことで、いくらルアーを通してもバスが居なければ意味がありませんので魚探で水深とベイトフィッシュのポジションを確認しながら、確実にトレースする事が重要です。
EX-DRとマックスDRの使い分けとしては、まずは潜行深度でEX-DRは3m~4mを狙う場合、マックスDRは4m~5mを狙う場合を基本に使い分けます。
また状況に応じても使い分けており、トーナメント等でフィッシングプレッシャーが高い場合は、小型ボディーでシャッド感覚で使える、EX-DRを投入する事が多く、逆にバスへ強くアピールしたい場合やリアクション効果を用いたい場合はマックスDRを使用しています。
この手の釣りでもう一つ大切なことは、ストライクゾーンをなるべく広く取る事で、これは的確にレンジを捉えることと合わせ、キャスティングの飛距離が重要です。
私も今までいろいろなクランクベイトを使用してきましたが、同クラスの飛距離としては、EX-DR・マックスDR共々トップクラスの飛距離が出ます。
また固定重心のクランクでここまで飛距離が出るのは、余計なラトル音が無くバスに警戒心を与えることが無い為、更に強力な武器となります。
これからがこのルアー達が活躍してくれる本格的なシーズンです。
山中湖に限らず、他のフィールドでも有効と思われますので、是非お試し頂ければと思います。
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