霞ヶ浦水系で開催されたBMCトーナメント第5戦、優勝は船中30本以上・3本4,840gで優勝!!トーナメントレポートとなります。
8/30(日)、霞ヶ浦北浦水系をエリアとしたBMCトーナメント第5戦が開催されました。
一週間半前は連日35℃。そこから連日、雨や曇りの平均25℃。
水温も一週間で6℃近く下がる過酷な環境変化の中でのトーナメントとなりましたが、結果は何と浚渫エリア大爆発50UPを含め3本で4,840gで優勝。しかも船中30本以上の釣果です。
正直、驚きと共にそんなに釣れるのですか、霞ヶ浦本湖??という感じです。
因みに私の記憶だと1996年以降30本とかいう釣果は聞いたことが御座いません。
2位は約3,860g、3位約3,400gと上位陣は釣れ釣れでした。
私はと言うと、秋の魚を狙い沖の杭の釣りをしましたが、早過ぎたのか水温が下がり過ぎて口を使わないのか、何れにしてもビッグに恵まれず平均フィッシュでチャンチャン終了です。
では、恒例のレポートです。
優勝はO.S.Pプロスタッフの斎藤さんの流れとパートナー浦野さんレポートです。
斎藤さんは魚探のハミン360°を駆使して一日中浚渫エリアでブリッツマックスとヘビキャロを使い分けて、結果船中30本以上。
キャロのルアーは、ドライブシャッド3.5"で超ビッグバスは張り出ている岩をメインに、キロ前後と数は、溜まっているフラットで揃えたそうです。
超ビッグバスを狙い、張り出しの岩をランガンし当たりも無く釣れないと、フラットに溜まる平均800g前後を狙いに、一箇所に留まらず、広く回ることや当たりが出やすいフラットを混ぜることで、集中力を高めての展開。
結果的にはノーミスの50UP1,940g、48cm1,640gを交え4,840gで優勝です。
では、ノンボーター浦野さんのレポートです。
●優勝者レポート(浦野さん)この度同船させていただいたのは、今月号のBasser誌の中で異次元の扉を開けてしまった人と表された、斎藤真也プロ。俄然、緊張と期待が膨らみまくります。d=(^o^)=b組合せが発表されたその夕方には「使うのは、キャロと巻物です。」と、ご連絡をいただきました。斎藤真也プロからの連絡に驕らない真摯な人間性に恐縮至極でした。そこでタックルは同じBasser誌の中から斎藤真也プロと草深プロの特集記事を参考に、ヘビキャロとブレードジグのタックルを。別にスピナーベイト用とヘビダンを用意していきました。
そして、いよいよ異次元の扉の向こう側へといざなわれて行きます。それはスタートしてすぐ、妙義水道を出て間もないところでスタートフィッシング。と、思いきやここでの釣りは、天気予報と実際の天気や風、フィールドコンディション等を、そして豊富な練習量によって練られたプランとを擦り合わせ、確認していたとのこと。そして、このあとバウが西ノ洲の浚渫エリアに向きまた。
ここでの最初のアプローチはブリッツEX-DRからサーチしているようで、ほどなくしてブレードジグへ(トレーラーはドライブスティック)、そしてヘビキャロ(ルアーはドライブシャッド)へとルアーローテーションをされていきます。そこで、ルアーローテ1つとってみても、ルアーの強さやサーチ能力別に段階を別けていて、一連の動作に全く無駄が無い(後の自分の動作とのあまりにもの違いに、あとで気づきました。m(__)m)プロフェッショナルな人の釣りをする姿に物凄い感動を覚えていました。
そんな感動を味わっていると程なくして、待望のファーストフィッシュ。(1,300g)そんなナイスな魚を目の当たりにして、我に帰り、私もキャロを投げます。途中、ロッドの硬さやシンカーの重さの違いによる、釣りのし易さやリーダーの長さや太さ、ワームに対するフックの選択の重要性等のレクチャーを受けながら釣りをしていると、私にも800gのバスが釣れてくれました。d=(^o^)=b
そこから斎藤真也プロに1,300gクラス、私にも1,000gと釣れその後少しの間小康状態になりましたが、斎藤真也プロがドライブシャッドからドライブシュリンプにルアーチェンジをすると600gクラスが釣れました。壊れたワームを付け替えてキャストします。600gクラス釣れます。また付け替えて、直ぐに釣れます。1キャスト1フィッシュ。
フィーバーに入ります。((((;゜Д゜)))私もドライブシュリンプに付け替えてキャスト。私で4~5匹。斎藤真也プロは私の1.5〜2倍の効率で釣っていたので、7〜10匹位でしょうか。フィーバーが落ち着いた状態でも斎藤真也プロはポツポツ釣っています。
私は釣れません。そこでルアーをドライブシャッドに戻してキャストします。魚が当たります。今までと同じ600㌘クラスの当たりです。
ルアーチェンジ作戦成功~とほくそ笑みます。アワセます。ん?なんか違和感??MHのロッドがきれいに曲がります。「でかいんじゃないの?」なんて問に「イヤイヤ、キャットっぽいです。」なんて、期待とは裏腹なことを言いながら、揚がってきたのは1,940gのナイスなバスでした。(〃⌒ー⌒〃)ゞもちろんですが、自身の最高記録です。
興奮で睡眠不足の疲れなど微塵も残さず消し飛びます。「この試合、イッちゃってるんじゃないの」と斎藤真也プロ。にんまり(⌒‐⌒)が止まりません。その後もまた600gクラスのフィーバーに突入。ドライブシャッドでのフィーバーが止まりません。釣り堀でもこんなに釣れたことはありません。
船中は30匹以上の釣果。「ぼちぼち釣りきった感が出たので、エリアの入り口付近をもう一度やって終わりましょう。」と移動。が、そこはトップ50やJB霞ヶ浦のプラの方達が多くいておいそれと入れません。
そんななかでも、斎藤真也プロはハイテク魚探やGPS魚探を駆使して、他の方のエリアを犯すこと無く航路とポイントを見つけ出し、ブリッツEX-DRを巻かれていました。程なくして1,600g。とどめの1本をキャッチ。ルアーは丸飲みでした。そこでストップフィッシング。
3本で4,840gという最高の結果に感動。異次元の扉の向こう側の景色に感動。プランニングやアプローチの仕方、タイミングの謀り方やルアーの使い分け、その他諸々の釣るための要素を高次元でバランスさせることによって異次元の扉を開けているように見えました。また「練習量では人に負けていなですよ。」ともおっしゃっさんていたので、努力なしでは成し得ない、斎藤真也プロならではのバスフィッシングを間近で見て、体験させていただいたことに深く感謝致します。有難う御座いましたm(__)m BMC浦野
次は、2位の金井さんの流れと西田さんレポートです。
因みに金井さんは、W.B.S第4戦で約6,400gで優勝したツワモノ。その翌週のBMCトーナメントなのでW.B.S同様に流入河川に絞り釣りを展開。
数は取れないが出ればデカイ釣りで狙う。入って直ぐに金井さんにバイトするもフッキングミス。その後ノーバイトが続くが暫くして金井さんに800gがHIT。リグはシャッドテールワーム。流れ込みのある場所で西田さんに1,600gがHIT。ドライブシュリンプダウンショット。その後、直ぐに同じ様な場所で西田さんに800gがHIT。ストレートワームのダウンショット。3本揃ったので、入れ替えを狙い洲の野原へ。妙義水道葦で西田さんにHIT、500g即リリース、台船裏で800gGET。リリース。真珠棚で金井さんにHIT、約1,300gがゼロワンジグにドライブクローで入れ替え成功。これで早上がりを決め帰着。合計3,860gで2位でした。では、ノンボーター西田さんのレポートです。
●2位レポート(西田さん)金井艇は朝一から流入河川狙いでした。川に入ってすぐ金井さんの巻くシャッドテールワームにバイト。乗らず…。魚がいて反応することがわかったので、しばらく遡上を続けることに。その後かなり登ったところで金井さんに一本。800gくらい?さらに登って行ったものの小さなあたりが2つほどあっただけだったので、折り返します。
半分ほど戻ったところの水門&土管の前の硬めのボトムにダウンショットを投げ、若干放置。ラインが手前に走ったので、合わせて800gほどのを一本。少し離れた場所に同じリグを投げ少し放置。またラインが走り合わせると先程よりデカイ!?1,600g!!
リグはストレート系ワームとドライブシュリンプのダウンショットで、この時点で9:30。打ちながら下り川を出て洲の野原へ。妙義を入ってすぐの芦際に5gドライブクローテキサスで500g。即リリース。少し進んで台船と芦の間でテキサスに想定800g。それから真珠棚をひたすら攻める。何もなし。桟橋前を巻いて見るが何もなし。再び真珠棚を打ちつつ、少し早いがリミットも揃っているので上がるかと。最後のストレッチの金井さんの最後のゼロワンジグの一投にバイト!!1,200~1,300gか。ここでストップフィッシング。検量の結果3,860g。もしや、と思いましたが上には上が…(TДT)とは言え楽しい一日でした BMC西田
次は3位桑原、安斎ペアで、桑原さんのレポートです。
●3位レポート(桑原さん)今回はパートナー安斉さんと前日プラ入り。お盆から気温が10℃下降し、1週間吹き続く北寄の強風とローライトを考慮。大会当日も状況変化無しと考え、安斉さんとはプラ同様の釣りをすることを話し合い就寝。大会の朝イチは、弱風の北利根川テトラ帯。先ずバスをさわろうと、根掛かりを気にせず広く探れるドライブシャッド3.5テキサスをただ巻きで使い、フィーディングバス2本をキャッチ。ローライトでホワイトカラーに高反応。サイズは500g、650g想定内。深入りせず移動。
常陸利根川に移動するもゴロタ場で反応なく、今回メインパターンの風裏での葦打ち。同じストレッチを何度も往復し、ひと流しで1本ずつ、2人で7本くらい釣れました。シャローのバスは少ないもののサイズは良く700g~キロフィッシュ。私はドライブクロー4インチ7gテキサスとゼロワンジグ9gで打ちまくりました。これで3本推定3キロ弱。打ちきったので移動を決意。残り1時間半。
北利根川に移動したが根掛かりが続き、リズムがイマイチで移動。残り30分、自分のワガママでマリーナ近くの本湖南岸でキッカー狙いのバイブレーション一本勝負。こぼれ石の上を引いてくるとすぐにバイト。しかし寄せで痛恨のフックアウト。安斉さんに謝りながら、夏に良かった杭エリアに移動するがやはりノーバイト。再びこぼれ石に戻り数投ですぐにバイト。残り15分で1,400gフィッシュ!!結果3,300gで3位。上の2人は神ですね!プラを再現できる釣りが出来たので楽しかったです。次回また頑張ります。 BMC桑原
●3位レポート(安斎さん)今戦ペアを組ませて頂いた桑原さんとは十数年の付合いになりますがで縁がなく?初の組合に気合いを入れて前日プラから入りました。
北絡みの強風が長期間続き、試合当日も悪天候の予報。自分の考えるエリア・魚のポジションが桑原さんと一致していた為、食わせ方に重点をおきプラスタート。良く釣れました。特にドライブシャットのライトテキサスは後ろで見ていて嫉妬するぐらい。分業ですから仕方ないですが・・・。釣りの詳細については桑原さんからのレポート内容と重複する為、割愛させて頂きますが、桑原さんが駆使するドライブシャット、01ジグはフォローに徹した自分のフィネスの釣りを遥かに上回る釣果を上げており、試合途中で結び変えた程(笑)「異次元の扉を開けた」天才に負けてしましたが、プラから試合本番まで互いの意見を出しあい、全力で戦った結果なので久しぶりのベストゲームでした。 BMC安斎
メンバーそれぞれが色々なエリアで組み立てましたが、今回の結果からは上記の通り「浚渫」が正解でした。
ところが、一日中同じ浚渫エリア勝負してノーフィッシュ、ノーバイトメンバーもいるのです。
同じ浚渫エリアでも、アポローチ方法、ルアー、タイミングを間違えると結果が大きく変わってしまうのが分かります。
その浚渫エリアで勝負したメンバーの差を確かめるべく、私が色々と聞いたところ、大きな違いはドライブシャッドだけです。
これがルアー力の差ですね。私自身非常に驚きました。ドライブシャッド、ハイパフォーマンスルアー。。恐るべし。
この数回のトーナメントは、ドライブシャッド祭りと言っても過言ではありません、素直に凄いです。
また、トーナメントの面白さはこのように結果が聞けて、自分のプランとの答え合わせが出来るので、自身のレベルUPにも良いし、何より違いが分かる事が本当に面白いですね。
さあ、いよいよ終盤戦です。今年はBMCのAOYは混戦模様、私も頑張りますのでよろしくお願いします。
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