琵琶湖プロガイド三宅貴浩のO.S.Pルアー冬のタクティクス〜後半〜
みなさんこんにちは!TAK三宅です。
前回「OSPルアー冬のタクティクス・前半」と題して、アラバマ系+ドライブシャッド、オーバーライド、Iウェーバーの釣りについてご紹介しましたが、後半の今回はブリッツMAXDR、ハイカットSPについてご紹介します。
まずブリッツMAXDRについてですがこれはその潜行レンジと効率の良さから、やや深いレンジのウィードやストラクチャーの直上にサスペンドしているバスを釣る上での、冬の定番ルアーと言っても間違いないと思います。
とくに雨後や冬特有の西や北よりの爆風などで水中がかき混ぜられ、濁りが入った際などには他のルアーを寄せ付けない高いポテンシャルを発揮します。
濁りが入り下がった水温が安定した瞬間などは、真冬と言えども爆発的な釣果を生むこともあります。
ブリッツMAXDRの特徴でもある固定重心&ハニカムボディの高いボディバランスから、障害物回避能力とサイドに飛びすぎないコーストレース精度の高さが、この時期のストラクチャーに沿ってタイトに回遊、もしくはサスペンドするバスに対して非常に効率よくアプローチすることが可能です。
例えば琵琶湖の場合のわかりやすい使用シチュエーションで言いますと、前回の前半でも書きました「ボディーウォーターに近い新鮮なウィードの残るエリア」がベストです。
水深が浅い南湖の場合、ブリッツMAXDRの出番となる濁りが発生するような急激な状況変化があった近日では、バスの活性自体が著しく低下する可能性もあります。
そのような中で、水深のある北湖からの温かい水の安定供給のあるボディーウォーター付近は鉄板のエリアとなりえます。
使用方法はブリッツMAXDRをキャスト後ウィードにコンタクトするまで潜行させ、適度にウィードに触れる水深の場合はそのまま同じペースで巻き続けます。また水深3mまでのレンジではレンジを合わせるためにルアー自体を交換してしまう方もおられますが、水深2mまではブリッツMAXDRでカバーできます。
低水深の場合は使い方が少し変わりますが、ぞくに言う「ワーミングクランク」でトレースしてきます。
ウィードにコンタクトした際にリーリング速度を遅くし、ハンドルを巻くトルクでゆっくりと1本1本ウィードを交わすようにブリッツMAXDRを通してきます。この際に先ほど書きましたブリッツMAXDRのボディーバランスの高さが活きてきます!
そしてこのボディーウォーター付近の中層に多くのバスやヒウオなどが浮いている状況にも冬の間には多々遭遇しますが、この場合ブリッツMAXDRの中層トレースでもバイトをしてくるバスはもちろんいるのですが、さらにここでバイトチャンスを増やせるルアーがハイカットSPです。
ヒウオなどのメインベイトにマッチザベイトのサイズ感とハイピッチアクションが、中層のバスを反応させるのに非常にマッチしています。
キャストして使用する場合は軽く潜行後にトゥイッチで使用するのがお勧めですが、ややドラッギング気味で使う場合は、ただ引きで使う場合とトゥイッチで使う場合の2パターンがあります。
11月まではこのハイカットにサイズ問わず様々なバスがバイトしてきていましたが、カッキーンっと冷やされたこれからは、いよいよこのハイカットにデカバスのみが反応してくるようになってきますのでこれからが本番ともいえますね!
そしてこのハイカットを特にキャスティングで使用する上で、超お勧めのタックル、カスタムがあります。
それがDAIWAのアフター、カスタム企業であるSLP(スポーツライフプラネッツ)のT3エア、SSエアのシャッドチューンです。
ギア比をシャッドの使用に最適な6.3:1にカスタムし、ハンドルをハイグリップ化するサービスです。スピニングより太いラインをストレスなく使用できる上に、スピニングより飛距離がでるという非常に利にかなったタックルです。
詳細は以下のHPをご覧くださいね!→http://www.sl-planets.co.jp/home/workstune/slpworks/shadtune/index.html
みなさんこの冬もOSPルアーと共にフィールドに出かけて、この時期特有のハイクオリティな1本にぜひ出会ってくださいね!!
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