ヴァルナのNEWモデル「ヴァルナスペック2 110スローフローティングタイプ(固定重心)」をご紹介!!
和歌山の辻井です。2016年もスタートしました!今年もよろしくお願いいたします。
こちら和歌山は、大きな寒波も無いまま新年を迎えた感じですが、ここに来てようやくサスペンドジャークベイトへの反応が強くなり始めました。
毎年同じような報告で恐縮ですが、今回はサスペンドジャークベイト、ヴァルナ110の使い方をご紹介します。
まず初めに、冬期にジャークベイトの出番が増えてくる目安としているのが水温です。
私がメインとして通う和歌山の合川ダムや七川ダムを例に挙げますと、14℃を切った頃からサスペンドジャークベイトへの反応が出始め、12℃を下回る頃から本格化していきます。
しかしながら、今季は年末まで12℃以上の高水温だったことから、ジャークベイトへの反応はまだまだサイズが物足りない段階・・・冬が深まるにつれて本格化していく今後に期待しているところです。
ヴァルナは11cmクラスのジャークベイトで、9cmの阿修羅と13cmのルドラの丁度中間サイズ。特筆すべきは安定した2m以上の潜行深度で、よりワイドレンジのバスをサーチすることが出来ます。
サイズの上でもレンジの上でも、まず最初に投げたい基軸とも言えるジャークベイトがヴァルナなのです。
過去に紹介してきたように、ヴァルナは最高のキャスタビリティと抜群のコントロール性能を併せ持ち、これから厳冬期を迎えても、狭くなったバスのプロダクティブゾーンへと確実に送り込むことが出来ます。
アクションはスローな2~3トゥイッチ&ポーズ。
この時、強くならないように軽くラインを張る程度の非常に軽いトゥイッチで、ポーズは長くても5秒程度でいいかと思います。
バスが突然飛び掛かることもあれば、ゆっくり近付いてパクリということもあります。例えチェイスやミスバイトで終わったとしても、この時期は1回の反応が本当に貴重です。
バスの出処を把握して、次のキャストではよりバスに近付いたアプローチを心がけていくことでジャークベイトへの理解がより深まっていくはずです。
まずは釣れなくとも、どれだけバスの反応があったか?を意識しながら投げ続けるのもいいと思います。
そんなヴァルナに、固定重心のスローフローティングモデルが、3月に登場する予定です。
[写真: 阿修羅O.S.P ヴァルナスペック2 110スローフローティングタイプ(固定重心)]
スローフローティング仕様になることで、着水直後の助走ゼロ状態からの、トゥイッチ&ジャークでの誘いが可能になりました。これは私のような岸向けのキャストが中心のリザーバー系ボートアングラーには堪らない仕様です。
バスは岸ギリギリをプロダクティブゾーンとしていることも多く、特に今季の合川ダムは高水位でシャローカバーが多いため、カバー周りを着水直後から誘う必要がありますので非常に有効になっています。
私は超ロングポーズさせるような釣りはほとんどしませんので、スローフローティングとサスペンドの扱いはほぼ同じなのですが、大きな違いは何と言ってもカバーへの強さでしょうか。
スローフローティングを利用して少し浮かせてカバーを回避したり、重心移動の暴れが無いのでリップを軽くカバーに引っ掛けてクルリとカバークランキングのように回避させたりという小技が利くのです。
まだまだプロトタイプを使い始めて日の浅いヴァルナスペック2SFですが、もっと使い込んでより有効なシーンをお伝え出来ればと思います。