旧吉で開催された「バサーワイルドカード」レポート
みなさん、こんにちは。暑い日が続きますが、お元気ですか~?
ボクはと言いうと… 肌寒い桧原湖生活と灼熱の下界の生活のギャップについていけず、体調を崩しておりました… もう回復しましたけどね!
灼熱といえば7月の最終週に“灼熱の四国遠征”をしてきました!
そうです、昨年からはじまりこの時期に開催される“オールスタークラシック・ワイルドカード”への参戦で、久しぶりに旧吉野川を訪れたのです。約2年ぶりかな??
まず高速を降りて感じたのは… セミの声がヤバい! ボクの住む新潟では聞いたことがない鳴き声だぞ‼ う~ん、たぶんクマゼミでしょうか。しかしまぁ、車の中に居ても聞こえるくらいだから外はもっとすごいのだろう… と考えながらフィールドへ向かいました。
現地について案の定、すごいセミの鳴き声と灼熱の太陽… ボクが想像していた「南国の気候」を通り越して、マジで気を付けないとヤバい暑さ… まずは体調管理が第一だと思いました。
そしてさっそく練習開始。予想していたとおりとても厳しいコンディションではあったものの、わりと早い段階で釣り方の方向性を見出すことができました。
大きく分けて3つのパターンがあり、主軸に据えたのはリップラップがあるスポットをO.S.Pバズ02ビートを引きまくること。そしてサブパターンとしてオカッパリからのプレッシャーが低いエリアのブッシュ撃ち。そして見えバスが濃いエリアでのオリカネ虫を用いたサイトフィッシングでした。練習の段階では、これらの釣り方で上手くいけばリミットメイクも夢ではない可能性があったほどです。
そして迎えた試合当日。O.S.Pバズ02ビートはディファインブラックを選択。練習のときから最もバイトがあり、しかも晴れた日中でもバイトを得られたことから迷わず選択!
戦略としては、とにかく1級スポットでO.S.Pバズ02ビートで引きまくること。必ず出ると信じて運命のスタート!
ちなみにこのワイルドカードでは1位のみがバサーオールスタークラシックの出場権利を得ることができ、2位以下は残念ながら何も残らない過酷な試合です… よって、戦略もトップウエイトを出すことだけに絞らなければなりません。
ボクが絞り出した戦略は、リミットメイク(5匹)を確実に揃えること! この厳しい状況の中で揃えられれば、限りなくトップウエイトに近いスコアで勝負できると考えたからです。実際に結果を見れば、参加選手20人中リミットメイクしたのは唯一、優勝した選手だけでした…
さて、スタート後にボクが向かった先は、リップラップがまばらに点在するシャローエリア。このフィールドによくある石積みは強すぎで、逆に砂地のエリアは弱すぎる。適度に散らばって岩が転がっているような場所が一番いいような感じでした。そして釣り開始後の比較的早い段階で、狙い通り水面を割ってO.S.Pバズ02ビートが襲われました!
釣れたのは痩せているけれど、まあまあのサイズ。幸先のいいスタートで「イケる!」と思ったのですが… その後沈黙の時間が流れ、曇天でスタートした天気も、日差しが痛いほど照りつける晴天に。
そこでバスは日差しを嫌がってシェードに入ると考え、練習の段階でバスを確認しておいたブッシュへ。使用したのはドライブクロー3インチのテキサスリグ(3.5gと7g)。50mほどのストレッチでしたが、バスは必ず居ると確信していたので丁寧に撃っていると明確なバイト! 渾身のフッキングが決まり、小ぶりながらもうれしい2匹目!
残り時間が少なくなってきたところで最後の抑えのパターン、“サイトフィッシング”へ走ったのですがなぜか?? 前日よりも水が濁っている…… しかも風が吹いて波立っている。
ヤバい(笑)バスが見えにくい状況でもあったし、何よりも波立っているのでバスが見える範囲まで浮いて来ない。これには正直困りましたね~。
というわけで初志貫徹。あとはO.S.Pバズ02ビートを巻き倒すしかない! もう一度、1級スポットをラン&ガンして巻き倒しましたが… そこで無念のタイムアップ。
いやー、非常に悔しかったですね。O.S.Pバズ02ビートパターンは実際に強烈だったし、他の選手も目を付けにくいパターンですからね。本当に悔しさだけが残った試合でした。
しかしその反面、すごく楽しい思いをしたのも事実です! 久しぶりに試合の軸としてO.S.Pバズ02ビートを使いましたからね~。本当に、ハマればかなり強烈なんですよ!
というわけで、ボクの灼熱の遠征が終わったわけですが、久しぶりに行った旧吉野川。2年前と比べるとバスもグラスも多くなっていて、今後が非常に楽しみです! そして徳島ラーメンもうどんも相変わらず美味かったなぁ~‼ ホント、四国はいい所ですね(笑)
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