JBクライマックスエリート5 優勝レポート

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すでにご存じの方も多いと思いますが、JBクライマックスエリート5、今年最後のトーナメントを優勝という最高の結果で終えることができました。

今回の模様は、1月1日から5日にかけて、参加選手5名の内容がそれぞれ1時間番組となって釣りビジョンにて放送されますので、ぜひご覧いただければと思います。ちなみに、自分の放送日は5日ですのでみなさん、お見逃しなく。

そんなエリート5は11月7~8日の2日間、茨城県のカスミ水系において開催されました。

2週連続で訪れた台風の影響により、通常よりも水位が高い状態でしたが、水温は朝で14℃台、昼過ぎには17℃台とTOP50最終戦に比べると水温が下がったフィールドコンディション。

そこで、増水時にバスが上がってくるであろうシャローのアシやブッシュカバーを、テキサスとリーダーレスダウンショットで狙っていく釣りをメインパターンに据えました。そして状況に応じてハイピッチャーやハイカットDRなど横方向の巻き物や、食わせのHPシャッドテール2.5インチのダウンショット(3.5~5g)やドライブクローラー4.5インチのネコリグ(1.3~1.8g)でトーナメントに臨みました。

結果的にはかなりタフな状況で、他の選手はリミットが揃わない中、自分だけがドライブビーバーで5本リミットを入れ替えするほど連発し、優勝することができました。

ドライブビーバーのナチュラルなのに大きく水を押すバサロアクションが食い渋ったバスを思わずバイトさせ、明らかに他のルアーとは一線を画す釣果をもたらしてくれました。

カラーに関しては、シルエットのはっきり出るブラック系のカラーをチョイス。エビミソブラックとロックシュリンプ、この2色ですべてのバスをキャッチしました。

セッティングはというと、テキサス、リーダーレスダウンショットともに5gのシンカーを使用。ブッシュや倒れているアシ、または水生植物などのカバーがあるスポットでは、よりスナッグレス性能が高くカバーのすり抜けがいいテキサスリグにストレートフックの組み合わせで攻略。

タックルはカバーからより早くバスを引き出すためと、カバー越しにストレートフックを深く確実にフックアップさせるために圧倒的なパワーを持ったフェンウィックGW610C MH P+に、フロロ16ポンドの組み合わせを選択。

水深があるアシまたはドックの石積みといった比較的、根掛かりの少ないスポットでは、より真下にリグを送り込むため、リーダーレスダウンショットを使用したのですが、これにはフェンウィックS-TAV610C MH P+にフロロ14ポンドを組み合わせ。

事前に並木さんと電話で話した際に、いつものセッティングよりワンランク太めのラインとストレートフックの有効性についてアドバイスをいただき、ミスを極限まで減らすタックルセッティングを準備できていたのが、今回の優勝の立役者かもしれませんね。

ぜひ、参考にしてみてください。

これで一年間のトーナメントがすべて終了しました。たくさんの応援をいただき、ありがとうございました!!

【タックルデータ】

・テキサス用
ロッド:GW610C MH P+
リール:アルファスフィネスカスタム K.T.F.チューン
ルアー:ドライブビーバー
ライン:東レ・エクスレッド16ポンド
フック:FPPストレート2/0
シンカー:DAIWA・バザーズワームシンカーTGニューバレット5g

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・リーダーレスダウンショット用
ロッド:S-TAV610c MH P+
リール:アルファスフィネスカスタム K.T.F.チューン
ルアー:ドライブビーバー
ライン:東レ・エクスレッド 14ポンド
フック:リューギ・インフィニ2/0
シンカー:フィッシュアロー・フリリグシンカー5g

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