8/9(日)山中湖で開催されましたJB山中湖第3戦で、エコHPシャッドテール2.5で準優勝を果たしたトーナメントレポートを掲載!!
皆さんこんにちは、山中湖の川上です。いや~本当に毎日暑いですね。
私も釣りをしていると水分補給を忘れ意識朦朧なんてことも・・・十分に注意が必要です。
好きな事をしているとついつい集中しがちですので、皆さんも熱中症や日焼け対策を怠らず、釣りを楽しんで頂ければと思います。
さて、8/9(日)山梨県山中湖で開催されました。
JB山中湖第三戦に参加しましたのでその様子をレポートいたします。
結果から申しますとエコHPシャッドテール2.5in(ネオンワカサギ)で2本ながら2,416gをキャッチし準優勝する事が出来ました。
【プラクティスの状況】試合を前にした湖の状況は、本格的な夏をむかえ、水温は26℃~27℃と山中湖ではほぼMAXの高水温です。
バスの状況はと言うと、一週間前にバスの放流があり1本のウエイトが600g~800gとなかなかのウエイト。
しかし放流地点はJB戦では禁止エリアとなる為、JB戦のエリアまで流れて来た放流バスを狙う感じで非効率です。
一方、ネイティブと言われる山中湖に従来から生息しシーズナルパターンで動く固体は、シャローレンジで大型の個体をサイトで確認する事が出来ます。
どうやらシャローにはオイカワが群れており、その動きにリンクしている様子です。
しかし、シャローのバスは"AAA級"のスーパー天才で、プレッシャーが高くルアーには反応してくれません。
またディープレンジは、ベイトフィッシュ(ワカサギ)が群れを形成し始め4m~6mに魚探で多数確認する事が出来ます。
山中湖はこの時期になると、ワカサギが沖で群れを作り、バスもこの群れを追い沖へと出てきます。
こうなるとディープレンジでバスをキャッチする事が出来るようになります。
しかし前週に行われたローカル大会の結果では、シャローのサイト組が好釣果を得ており、ディープはそれほどバスが多い感じではありませんでした。
以上の状況を考慮し、試合当日の天候や状況を見ながら試合を組み立てる事としました。
【試合当日】試合当日の天候は晴れで、まさに"夏"と言った感じ、更に試合前の1週間は記録的な猛暑日が続きました。
また当日は夏休みの入りで、湖上は釣りを楽しむボートに加え、ジェット等のプレジャーボートも多く出艇し大賑わいです。
当日の状況とプラの状況を考慮し、ウエイトはあるが効率の悪い放流は考えず、シャローのネイティブは天才級である上にトーナメントやプレジャーボートによるプレッシャーも高くなると判断。
その為、猛暑が続いた事とベイトフィッシュの群れが沖で固まり初めている事を考え、ディープレンジで勝負を掛ける事としました。
狙うポイントとしては、夏の基本となる"水通しの良い場所"で風の当たり方や地形変化を魚探で確認し、ベイトフィッシュが多く存在するエリアを狙います。
リグはワカサギの群れを追い、回遊しているバスを狙うので、シルエットが小型のエコHPシャッドテール(ネオンワカサギ)の1/16oz.ダウンショットリグを選択。
試合開始の序盤は風が無く水も動いていません、魚探を通し窺うベイトフィッシュの動きは、バスに追われている感じも無く平和な様子です。
初めのポイントでは反応が無いため移動し、次に選択したポイントは5m~6mのフラット地形にベイトフィッシュとウィードがリンクする場所です。
やがて風も吹き始め、良い感じでポイントに当たっています。このタイミングでHPシャッドをキャストしポイントへ送り込みます。
あまり余計なロッドアクションは付けずゆっくりロッドのストロークで引く程度、HPシャッドの動きに委ねます。
するとバイト!ショートバイトを警戒し若干送った後にフッキング!
慎重なやり取りの末に、少し痩せ気味ですが40upのバスをキャッチする事に成功しました。
その後は後が続かず、次に選択したポイントは地形変化にベイトフィッシュが絡む場所です。
3m~6mへ落ち込むブレイクラインにはウィードもあり申し分ないポイントです。
ここに先程と同じようにHPシャッドをキャストします。するとすぐにバイト!今度は先程とは異なる重量感です。
激しい抵抗の末にキャッチしたバスは、こちらもやせ気味ですが、50upのキッカーフッシュをキャッチする事が出来ました。
その後追加はならず、2本でのウエインとなりました。周りの選手も厳しい釣果の様子で、2本でしたが準優勝する事が出来ました。
今回は天候やプレッシャーにより厳しい状況でしたが、エコHPシャッドテール2.5inに助けらバスをキャッチする事が出来ました。
まさに今回の様なハイプレッシャーにより、1本のバスをキャッチする事も困難な状況では本当に頼れるルアーです。
特に今回キモとなる部分としては、余計なアクションを入れない事。
ロッドアクション等で必要以上に動かし過ぎると、不自然な動きとなりプレッシャーの掛かる警戒心の高いバスには逆効果です。
あまりアクションを付けなくても、HPシャッドテールはテール部分が微妙な湖流にも反応し、ナチュラルな動きを演出してくれます。
この様な"ふわふわ"としたナチュラルアクションがプレッシャーの掛かるバスには非常に効果的だったのではないかと思います。
今後もトーナメント等の厳しい状況下では、頼る事になるでしょう!次回も良い報告が出来る様に頑張ります。
関連商品