NEWジャークベイト「ヴァルナ110SP」で厳寒期の冬バスを6匹キャッチ!!
和歌山の辻井です。新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します!
年始の大寒波から始まった2015年ですが、皆さん寒さに負けずバスと戯れているでしょうか?
今シーズンの合川ダムは、年末まで例年になく高水位&高水温(10~12℃)で推移してきましたが、この寒波によって水温は8℃台まで下がり、本格的なウィンターシーズンに移行しました。
ウィンターシーズンの定番は、何と言ってもサスペンドジャークベイト!
これまでもルドラでバスの出所を探り、阿修羅spec2&ハイカットで仕留めるのを得意な戦略としてきましたが、1月初めの初釣行では2月上旬に新発売予定のVARUNA(ヴァルナ)が猛威を奮いました!
VARUNAは11cmクラスのサスペンドミノーで9cmの阿修羅、13cmのルドラから実に10年・・・「待ちに待った・・・」というより、待ち焦がれた待望のボディサイズです。
特徴は何と言っても11cmという、ミノータイプの基軸となるボディサイズ。一般的なベイトフィッシュ(ハヤ等)に対して、一回りボリューム感を持たせたサイズと言えます。
11cmのボディに対して、比較的大きめのショートリップ(13cmのルドラと同じくらい)。これにより安定的に2m(MAXでは2.5mくらいでしょうか)レンジに届く潜行力を得ました。
また板状ウェイト&重心移動ウェイトに小口径3ボールを採用する事により、徹底した低重心化。
重心移動モデルとは思えない立ち上がりの良さから、このような細かな配慮を感じ取ることができるでしょう。
そしてアクションの終わりで、ヒラヒラと余韻を感じるロールアクション。
O.S.Pのハードプラグ全般に共通する、フラットサイドボディのフラッシング効果を改めて体感できます。
このようなルアーの特徴が、冬季の合川ダムにいかにマッチするか?
急深のリザーバーである合川ダムでは、何よりもショアからの立ち上がりの良さと幅広いレンジ対応力が求められます。
バスのプロダクティブゾーンにより正確に送り込み、誘いを掛けられる事・・・
僅かなロッド操作に追随するロールアクションは、過度のルアーアクションを抑える事ができ、ジャストサスペンドのセッティングと相まって、よりタフなバス、そして一段下のバスを引っ張り込む助けになるのです。
釣り人側の求める性能を突き詰めた結果がVARUNA。そう言い切っても言い過ぎではありません。
あとはルアーを正しく使えば、答えは自ずと出ます。実釣では放水による減水と水温低下が進む条件下で、シャローからバスが消える移行段階の条件で、各小ワンドのマウス部や、小インレットの流心部(ミオ筋状エリア)等、バスがレンジを上下に移行し易いスポットに集まる傾向を掴みました。
複数のバスが群れた状況というのは、ジャークベイトにはなおさら好条件です。
とは言え、1月。ジャークベイトにバスが次々襲いかかるという光景はなかなか目にするものではありません。
しかし、次々とVARUNAにバイトしてくる驚きの釣行となりました。
時間の都合で半日のみの釣行だったのですが、結果は6フィッシュ(MAX46cm)、全てVARUNA!
他にも4バラシ2ミスバイト(チェイス数回)という、1月としては好釣果を叩き出す事ができました。
当初は先述したワンドのマウス部等に群れる傾向でしたが、時間の経過と共にフラットのカバーに潜むようになっていく、変動の激しい状況だったのです。
一歩間違えば完全に見失ってしまいますが、VARUNAの対応力に助けられる形でバスをうまく追いかけられた釣行でした。
最後に、釣行を終え感じている事が一つあります。それはVARUNAを使い始めてまだ2度目の釣行であったのにも関わらず、『このルアーをずっと以前から使い続けてきたんじゃないか・・・?」と感じてしまう違和感の無さです。
ルアーを使うにあたり、ストレスが一切無いのです。
私自身不器用なので、一つのルアーを使いこなしたり理解するのに時間が掛かってしまうのです。
故に、毎回ルアーに対して「もっとこう使った方がイイかな・・・」とか、じっくり合わせていく期間が必要なのですが、今回のVARUNAでは、こういった作業を一切すっ飛ばして釣りが出来た気がしています。
これを只の"扱い易さ"と言ってしまっていいのでしょうか。
きっとこの先にまだまだ気付けていない世界観が待ってるはずですね。
突き詰めると何が飛び出して来るのか、皆さんと一緒に探して行ければと思います!!
参考までにタックルを示しておきます
ルアー:VARUNA
ロッド:フェンウィックFVRバンクマスター62M
リール:TD-Z103H
ライン:FCスナイパー10lb.
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